元赤坂 「辻留」 熱々の体液 2022.04.20 食べ歩き , 東京 , 和食 , 白身魚 , 魚介 , 割烹 Tweet 鱒は、体の内にある生命をたぎらせるかのように、熱々の体液をほどばしらせた。 皮はカリカリで、身ははらりと崩れてしっとりとうまみを乗せるが、芯まで熱々である。 その今を、まさに旬を駆けぬけようとする鱒の勢いと、小林東吾の刷毛目の勢いが共鳴して、胸に響く。 鱒の塩焼き、木の芽酢 「辻留」にて